クレジットカードポイントの上手な使い方
最近新しく作ったカードにもポイントがつきますが、これが思いのほか便利なものでした。
これまで使っていたカードのポイントは、利用金額に応じてポイントがつくだけですが、今回作ったものは頻繁にポイントの倍増やアンケートによるポイント付与などのお知らせがメールで来ます。最初は仕組みがよくわからなかったのであまりこのような
キャンペーンには興味がなかったのですが、ポイントがつくとそれは現金と同じで、それによってまた買い物が出来ると知ってからは、
そのようなお知らせが来る度にエントリーして、ポイントを少しでも貰えるようにしています。
例えばアンケートをした人全員で山分けするようなポイント数は些少ですが、これまで車の査定をして実際に車を売却すると5000ポイント
などは大きなポイントでした。この他にも海外での利用はポイントが2倍、またツールバーをインストールすると500ポイント、など
キャンペーンによっては割とたくさんポイントが貰えたりします。
このようなポイントは大抵期間限定なので、期限が来るとお知らせがきます。100ポイントでも捨てるとおしいので、結局
お金を追加して何か買ったりしています。カード会社の作戦にうまく乗せられている気がしますが、実際に商品が割引で
買えたと思うようにしています。
クレジットカードのポイント優待の罠
楽天などがいい例ですが、ポイント何曜日何倍、女性何時間ポイント10倍、今から何時間ポイント30倍、ツールバーインストールでポイント何ポイント追加、などなど、ポイントはいまや集客に書かせないツールになっているようです。
しかし、このポイント、冷静に考えればそもそも大抵100円使用に付き1ポイント付与。
とても効率がいいとは言えません。それが10倍になったとて、物にもよりますが、1万円の買い物をして、千円の割引がされるということ。
デフレの今日日、たいしたお得情報ではないのです。
しかし、とても得した気分になるよう、巧妙に唱われているので、ポイント集めに躍起になり、同じ物を他でいくらで売ってるかの価格比較をしたほうがお得でも、ポイントがつくから同じ買い物ならここでする、という心理状態にさせるから恐ろしいと思います。
デパートやスーパーなど、その店によく行く、近い、店員さんとよく通じている、などという物理的な利点がある場合はまだわかりますが、ネットでは大差ないと思って間違いないです。
一番怖いのは何々の見積もりをすると何ポイントつきます、何々のお支払いをこのカードですると何ポイントつきます、的なものです。
個人情報収集目的です。
その個人の生活形態はカードの使用歴だけでも把握されがちだというのに、ポイントという餌で今興味あること、必要としていることまで安易にだだ漏れさせることに危機感を持つべきだと思います。
ポイントの還元率以上に大切なもの
アメリカンエクスプレスカードを愛用していました。アメックスのカードの還元率は、100円=1ポイントなので、高くもなく低くもなく、ごく標準的な還元率だと思います。私はクレジットカードに対してポイントを求めているのではなく、海外旅行の際の付帯サービスやオンライン不正利用などの補償内容などを重点的に求めていたので、アメックスのカードはかなり満足度の高いものでした。
ですが、最近楽天カードやリクルートカードなどのポイントの還元率の高さを知って、色々と調べてみた結果、これからの税金や電気代の値上げなど厳しくなって来ているので、クレジットカードのポイントを上手に活用する・しないでかなり損得が別れることが分かりました。
取りあえず、次のカードはポイントの還元率が良いものにしようと決意して、アメックスのカードを解約することに。解約すると今までのポイントが無駄になってしまうので、解約と同時にポイントの交換手続きをすることにしました。そこで分かったのが、ポイントはかなり貯まっていたのにも関わらず、そのポイントを得るために遣った金額と割が合わないこと。マイルに変換するのにも手数料が5千円くらい掛るし、ポイントをマイルに換算すると半分になってしまうのです。結局マイルは結構貯まっていたのに、雑誌の年間購読くらいしか変えることができませんでした。
クレジットカードにポイントの還元率の高さを求める人は、その先の、ポイントがマイルに変換されるとどうなるのか、ポイントが交換できる商品やサービス内容までチェックすることをおすすめします。
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